3月 21日
 
シャブリ グランクリュ・ヴァルミュールの畑
霜害対策として、ストーブが畑に設置。


グランクリュ レ・クロの古樹
 石灰質の白い土壌も判ります。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シモン・ビーズ
 千砂さん(夫人)の丁寧な案内で樽から試飲

 

Bourgogne に到着

 3月21日午前9時55分エールフランス279便にて成田を出発一路フランスへ向かいます。

この 便は、最近新しく就航したもので、日本を朝早く発つのが辛いのですが、パリに午後2時過ぎにつくので、到着日に行動がかなり出来ることと、夜中にたつ便と違って飛行時間も短いのが、魅力です。

1シャブリ散策
 空港からすぐにレンタ・カーを借りて一気にブルゴーニュに向かいます。高速道路A6に入り、2時間でほどでChablis に着きます。

ブルゴーニュ白の特産地として有名なシャブリですが、ブルゴーニュ全体の中心地、コート・ドール地区とは、県もちがい、パリとボーヌの中間点にあります。

ブルゴーニュ地方北部の入り口で、ワイン産地としては、北部の飛び地のような場所なのです。地域的には、ボーヌよりもシャンパーニュに近いのです。

さて、時差ぼけの日曜日ということで、到着初日の本日はのんびりと葡萄畑巡りにしました。

 

3月 22日 グランジュールの開始

シャブリ 試飲会


 グランジュール初日のプログラムは、シャブリ会場から始まります。
今回は、めぼしい生産者たちから、各プルミエクリュの個性を質問しました。

何故、グランクリュでないのか?というと、グランクリュは確かにシャブリの

中で傑出した上品さを持つ土壌ですが、非常に狭い一カ所の中で、各グランクリュが並んでいるために、各畑の個性の違いがわかりにくく、むしろ造り手の違いが大きく作用するためです。プルミエ・クリュは様々な場所に点在しているために、それぞれの土壌特性に大きな違いがあります。

ブーロワ:とても石が多く、この石が夏の日中の暑さを夜も維持する役目をする。そのために、グラ(ふくよか)なワインに仕上がる。

レシェ:シャブリとしては、石が少なく地面が大きく顔を出す。
そのために、昼夜間の温度差が激しく、ミネラル質で繊細なキャラクターを持つ。

ヴァイヨン:繊細でミネラル質な個性の最も際だった土壌。

ヴォーコパン:ふくよかでなめらかな味わいを持つ土壌。

ブランショ:石灰質が高く、斜面の斜度が高く、繊細な土壌。

フルショーム:火打ち石の香り、というミネラル質でややスモーキーな個性

シモン・ビーズ訪問


 今回の戸別訪問、第1号は、サヴィニーのシモン・ビーズ、2年ぶりの訪問となりました。

興味深かったのは、各クリュのテロワール特性について。

サヴィニー・レ・ボーヌ
 ゲット:やや低地で平らな畑。比較的ふくよかさを持つ味わい。
 セルパンティエール:表層が粘土質、下部が石灰質。シモンビーズの中で最も繊細で、デリケートな特性。(他の生産者とは違うかもしれないが・・・)
 ヴェルジュレス:石灰岩の比率が最も高く、バランスがとても良い。ふくらみと繊細さを併せ持つ素晴らしいテロワール。

2002年の素晴らしさについて
 2002年は、北から吹く風が開花後100日間、絶え間なく続き、天候にも恵まれた結果、1999年を上回る、素晴らしいまとまりを持ったビンテージ。
 雨が多かったのは、マコンより南の地域で、シャンパーニュからシャロネーズにかけては、大変に恵まれた仕上がりとなった。コート・ドール地区では、暑さよりも、この北風の影響がフィネスに大きく作用する、とのこと。

2003年の難しさについて
 ご承知の通り異常な暑さを記録した年。焼けたブドウが多く、それらを除去することが大変だった。収穫時の選果と発酵層に入れる直前にも8人がかりで、焼けた粒と未成長の粒を選別。普段は100%除梗せず、茎をそのままにして発酵等をしているが、この年は、未成長の茎を廃棄した結果、梗は、50%のみ使用。生産量も前年の半分程度。

 

Francelogo.gif (3528 バイト)

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