| フランス到着
日本航空の国際便は初めて乗りました。僕はアムステルダム経由ですが、他にフランスに行く人はいないようでした。ただし、オランダだけではなくスペインや他の国に行く人も多かったようで、春休み中ということもあり、満席でした。エコノミーの機内食もまずまずでした。(エールフランスよりも美味しいかもしれない)
直行便では無いために、16時間強(アムスでの2時間のトランジットも含めて)の長い空の旅です。アムスからの便はレジョナル・エアラインという40人乗りくらいの小型バスに羽がついたみたいな小さな飛行機(一応ジェット)でした。こちらは他にはフランス人しか乗っていませんでした。
クレモンフェランの空港に着く頃には既に夜10時近くになり、空港でレンタカーを借りて、隣町のティエールのダウンタウンのホテルについて最初の夜です。
明日からはいよいよお仕事が始まります。
3月17日
ティエール到着 ソムリエナイフ・ドゥリュック社訪問
朝になり、ティエールの街を見渡してとても驚いたことがあります。
それはなんと、桜の花が咲いていたことです!桜の花自体が日本固有の物かと思っていましたが、その後、オーベルニュ地方の町々に桜の樹がたくさん植えられている光景を目にすることになります。また、日本より寒いと思っていたオーベルニュ地方が、既に10℃前後ととても温かく、日本より早く花が咲いているのです!
DELUC社訪問
昨年6月の訪問に引き続き、ティエールのDELUC社を訪問しました。オーナーのジャン・ピエール・カタライエ氏から新しいモデルがある、との連絡を受けていたからです。彼の自慢のモデルをいくつも見せてもらいましたので、近いうちに日本の皆様に紹介できることと思います。あっという間に2時間以上も話が続き、予定を遙かにオーバーしましたが、有意義な話し合いが出来ました。
ロカマドールROCAMADOUR
さて、オーベルニュ地方を後にして、ここからボルドー・サンテミリオンまで車で移動しなければなりません。およそ350kmの行程ですが、なんとほとんど高速道路がないので一般道での移動です。この話をフランス人の友人にしたところ、「この途中にロカマドールROCAMADOURという小さな村があるけど、ここは中世以来のキリスト巡礼地でとてもきれいだから行ってみると良い」とのこと。早速実行です。
車で一般道を4時間ほど行くと岩場をくりぬいた壮大な教会が見えてきました。ここが有名なロカマドールです。なるほどパリや都会にある大聖堂とは違い、隔離された修行の地、「薔薇の名前」の映画に出てくるような巡礼の旅を彷彿とさせる幻想的な場所でした。岩場を下から上に登っていくと所々にキリストの十字架への道が彫刻とともに飾られていて自分も修行をしているような気にさせられます。
実はこの後田舎道を迷ってしまい、国道に出てからサンテミリオンに着いたのが、予定より2時間ほど遅れて、午後10時になってしまいました。幸いにも予約もせずに来ましたが、ホテルもすぐにとれて、近くのバーで食事が出来ました。(ちなみにサンテミリオンは午後10時頃になるとほとんどの店がしまってしまうので注意が必要です)
サンテミリオンのお食事
サンテミリオンのバーではおもしろいメニューがありました。グラスワインと一品料理の組み合わせです。
そこで早速その中から大変興味深い料理を注文しました。
「鴨の胸肉ロックフォールチーズソースにモンバジャックのワイン」です。モンンバジャックとは、ボルドー・ソーテルヌの脇にある地区でやはり甘口の貴腐ワインを造ります。貴腐菌の付き方が弱いためにソーテルヌほど高価ではなく、また重くないのが特徴です。甘口白ワインと肉料理の組み合わせが面白く、試してみたのですが、これが絶品でした!元々貴腐ワインとブルーチーズは美味しい組み合わせなのですが、これを鴨肉と併せて熱いどろっとしたソースにして、しかもそれを軽めの甘口と合わせたところが素晴らしい!旅の疲れが一気に解消する美味しさでした。
いよいよ明日はボルドーのシャトー訪問です。

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