22 ブルジョア級 vs グランクリュ・セカンドラベル
      

フランスの専門誌"La Revue du Vin de France"誌で「ブルジョアとセカンドラベル」対決の特集が組まれました。

"La Revue du Vin de France"誌

ボルドーのメドック地区はCHマルゴーやCHラトゥールを頂点とする、5階級のグランクリュ60シャトー(=特級1855年制定)とグランクリュ選外の約400シャトーからなるブルジョア級にそれ以外の一般シャトー・・・という構成。

同じような価格帯(\2,000〜\7,000)で競合するメドックのブルジョア級とグランクリュ格付けワインのセカンドラベルをブラインドで飲み比べたら・・・というのが今回の興味ある内容でした。

グランクリュ格付け60シャトーの中から40のセカンドラベルとブルジョア級400シャトーの中からトップクラスといわれる60シャトーを選別して編集室に2000年ビンテージのサンプルをシャトーから直接届けてもらい実施されました。

結果はトップ10をブルジョア級が独占する、というものでした。
同誌では、「有名シャトーの名前をもつセカンドラベルが市場では圧倒的に有利な
販売状況だが、ブルジョア級は優れたものでも知名度が低いために価格的に安く、しかも品質は総じて素晴らしい」と結んでいます。

ただし、この試飲にはパヴィヨンルージュは含まれていませんでしたし、ブルジョア
級のグロリアやプジョーといった優良シャトーもありませんでした。
いずれにしてもプルミエ・クリュ(ラトゥールやラフィット)のセカンド、そしてクロ・デュ・マルキがトップ10にはずれたことは驚きです。

ちょうど時を同じくして、アメリカで一番有名な"Wine Spectator"誌では2000年ボル

"Wine Spectator"誌

ドーの評価点を発表しています。そちらではフランス誌の評価とは逆にトップクラスのものはセカンドラベルの方が高評価です。

個人的見解としては、グランクリュのセカンドラベルの中でトップ10のものは、ニューワールド等と比べても大変優れていてお買い得な品質であると思いますし、ブルジョアのトップ10クラスのものは、グランクリュ上位に等しい品質だと思います。

反面、グランクリュのセカンドラベルの一部には、ファーストラベルとの差があまり
に大きいものや、ブルジョア級のなかでもかなり品質に疑問があるシャトーも多いようです。

一応、今回のトップ10("La Revue du Vin de France")は、以下の通り
(100点満点の得点は"Wine Spectator"誌)
★★★★★
1 CHソシアンドマレ(当店扱い)(91pt.)
★★★★☆
2 CHド・ペス(当店扱い)
3 CHラベゴルス・ゼデ
4 CHカンボン・ルプルーズ
5 CHセギュール・ド・カバナック
★★★★
6 CHアガサック
7 CHシトラン(当店扱い)(91pt.)
8 CHマレスカーズ
9 CHデスクラック(当店扱い)
10 CHベルナドット(当店扱い)

10位以下の主なものでは
★★★★
クロ・デュ・マルキ(94pt.)
レ・フォール・ド・ラトゥール(93pt.)
CHシャス・スプレーン
CHオーマルビュゼ
CHフェランセギュール(89pt.)
★★★☆
カリュアド・ラフィット(93pt.)
サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ
パゴド・ド・コス
CHメイネイ
★★★(このクラスまでが合格点らしい)
レゼルヴ・ド・コンテス
CHピブラン(90pt.)
CHラマルク

逆に厳しい評価だったものでは、
★★
レゾー・デュ・テルトル
★☆
コネタブル・ド・タルボ
(「ファーストラベルの成功には遠く及ばず、痩せて野菜のようで興味が
わかない」と散々なコメント)
などでした。

なお、当店のブルジョア級とセカンドラベルのご購入はこちらから

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