
シャトーのシンボルLa Tour

カベルネのぶどう畑

マダム、オーナーKRESSMANN氏、VIALARDさん

清潔な樽貯蔵庫

新式の樫製発酵糟とステンレス製発酵糟

10年間の垂直試飲
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Ch.ラトゥール・マルティヤック訪問
VINEXPO記念として赤・白ワインの10年間垂直試飲をシャトーにて開催してくれました。
他の団体と上手いタイミングで時間がずれ、我々だけにオーナーのKRESSMANN氏が出迎えてくれ、女性醸造責任者(ワインメーカー)のVIALARDさんが説明してくれる素晴らしい会になりました。
赤ワイン
60%C.S. 35%M 5%Pt.Vd et C.F.
最近流行の樫新樽製新式発酵糟を2器装備、ステンレス製と共用しているが、現在の所木製発酵糟に大きな優位点は見いだせていない、とのことでした。
全体を通して大変色が濃く、グラーヴのカベルネらしい、ややスパイシーで焼けた感じの完熟味があるワインでした。それにも関わらず重すぎた感じのしないボディバランスを持っていました。ワインの出来具合が一般的なビンテージチャートにとても沿った感じがします。ボルドー全体がそうですが、ワイン単独よりも食べ物と一緒の時によりポテンシャルを持つことが試飲をしていてもよくわかるワインです。
1990年★★★
濃いガーネット色。縁部分がレンガ色で良い熟成感がある。
とても凝縮感の強い香り。カカオやタバコなど焼けた感じとチョウジ系のスパイシーな大変良い香り。
口当たりは滑らかで大変まろやかな心地よい苦味を持つ。味わいにはまだ若い果実味が充実している。しっかりとした構成感と長い余韻。
1991年
とても濃いガーネット色。縁部分がレンガ色
心地よいフルーティーな香りを持つが複雑性にはやや欠ける。
素直な口当たり。すこし酸が多いが心地よいワイン。
1993年
やや紫色の若さの残る濃いガーネット色
ベリー系のフルーツ香があるが、野菜など植物質のニュアンスがある。
口当たりは素直でフルーティーさが主体だが、後味は苦味がある。
1994年
やや紫色の若さの残る濃いガーネット色
しっかりとした強さのあるややスパイシーな香、なめし革など
男性的なしっかりとした口当たり。まろやかだがタンニンの多さが感じられる。
やや堅めの印象のあるワイン。
1995年★★
とても濃く黒に近いガーネット色
香は複雑だがまだ少し閉じた印象。タバコ、丁字、シナモンなどの心地よいスパイシーな香が主体。
口当たりが大変豊かで、滑らかなヴィロードを連想。とても丸く溶け込んだタンニンが大変よく熟したベリー系の果実香と共に心地よく広がる。
1996年★★
とても濃いガーネット色
複雑で丁字、タバコ等の焼けたグラーヴらしい強く心地よい香と果実香がよく調和している
口当たりが大変豊かで、滑らかなヴィロードを連想。上品な完熟味と大変長い余韻。
1997年
紫系ニュアンスの濃いガーネット色
ベリー系の果実香が多くスパイシーさは強くない
口当たりは素直で果実味が強い。
1998年★
とても濃い黒みがかったガーネット色
ヴァニラ系の樽香と木の香り、フランボワーズの心地よい果実香
口当たりは滑らかで豊か。とても偉大になる可能性を秘めるがまだ若すぎる。
1999年(15日前に瓶詰めした直後)
とても濃い黒みがかったガーネット色
濃いフルーツ香と胡椒のような強めのスパイス香
素直な口当たりだが、苦味を多く感じる。
2000年★★?(樽より試飲用サンプル)
赤紫のある黒く濃い色調
閉じていてまだ乳酸系の香が残る。
口当たりが既に滑らかさを持ち、とてもしっかりとした構成感のある大きな将来性を感じさせる。
白ワイン
ブルゴーニュと同様の樽発酵熟成で澱と長く接するために腰のあるボディと豊かな芳香を持っています。
一時流行したスキンコンタクトは行っていないナチュラルなスタイル。
完熟させた色調の濃いワインスタイルで一貫しています。(特に97年まで)98年以降はソーヴィニヨンの比率が高くなり、ややライトなタイプに変化。今後の熟成変化に期待したい。
いずれにしても全体的にレベルのとても高い豊かでエレガントな白ワインです。
1989年★★★
深く濃いレモンイエロー
クルミなどのナッツと洋なしの果実香がとても高いレベルで調和している。
口当たりが素直で大変豊か。伸びのある洗練された優雅な香が口に広がる。後味に残る若干のスパイシーさが若さを保っている。
1991年
濃いレモンイエロー
スモモ系のフルーツ香
エレガントな要素を持つがやや酸が強すぎでバランスが悪い
1993年★★★
濃いレモンイエロー
ハチミツなどリッチでややスパイシーな香がとてもしっかりとしている
フルーティーで豊かな口当たり、滑らかかつスパイシーで新鮮な香。余韻も長くこのビンテージとしては信じられないポテンシャルのあるワイン。
1994年
濃いレモンイエロー
グレープフルーツなど、柑橘系の若く上品な香りが主体。
素直な香と良いバランス。心地よい爽やかな酸の残るワイン
1995年★★
濃いレモンイエロー
はっきりとした強さを持つ香、ヘーゼルナッツやハチミツの心地よい新鮮なスパイス香
やや厚みのある素直な口当たり。果実香が口中に広がるがスパイシーな要素が個性を引き立てる。
1996年★
濃いレモンイエロー
グレープフルーツとサンザシ系の白い花にややバター系の香も感じられる。
素直な口当たりとフレッシュな洋梨やカリンの果実香が豊か。後味に若干のレモンピール系の香
1997年
とても濃いレモンイエロー
洋梨系の果実香
滑らかな口当たりと心地よい果実味が広がるが他のビンテージにある複雑性は感じられない。
今飲むには良いワイン。
1998年
この年からセミヨンを10%下げて、ソーヴィニヨンを上げたために印象がここから変わります。よりライトな風味になる。
明るいレモンイエロー
新鮮で白い花の優雅な果実香ハーブ系の香も
洋梨系の爽やかな口当たり。良い意味で洗練さが増したワイン。
1999年★
明るいレモンイエロー
とても新鮮な白桃とハーブ、少しナッツ系の香もある複雑な要素を持つ香
リッチでフレッシュ&フルーティでバランスがよく調和のとれた上品なワイン。
2000年
とても明るい透明感のあるレモンイエロー
柑橘系のフレッシュな香
酸がまだ強いが口当たりは滑らかになっていて今後の将来性が期待できる。
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