6月15日  mardi

VINEXPO 2日目 シャトー・デスティユー訪問

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2階の商談室から見える会場の風景

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シャトーへの入り口

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樫の木製の発酵糟

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樽からの試飲

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午前2時ようやく食事が終了

 

 前日のパーティーが遅くまでかかったことは、他の関係者も一致していたようで、午前10時前後にこの会場を始点とした大渋滞がボルドーに発生しました。その影響で、田崎真也氏との打ち合わせが出来なくなってしまいました。
 我々の宿泊しているホテルは、このイベントの関係で市内のホテルが満杯のため、アーカッションという大西洋に面した街にとっています。ボルドーからは、およそ100kmで通常フランスの車の速度だと1時間以内で移動可能なのですが、今朝は、2時間もかかってしまいました。 後になって聞いた話ですが、市内の中心部に我々専用の駐車場があってそこからシャトルバスも出ている、とのことでした。シャトルバスとタクシーは、一般車両通行禁止の特別車線が確保されているので、全く渋滞が無く10分で到着するとのことでした。この部分については、日本よりも合理的です。長野オリンピックの時の大きな渋滞が問題になった日本も見習わなければなりません。

 

 さて今日は、珍しいシャトーを紹介してもらえるとのことで、サンテミリオンのシャトーデスティューを訪問することが出来ました。輸出業者夫妻と、我々3人そして、マレーシアの輸入業社夫妻が招待を受けました。
 今回は、各シャトー共にイベントが多く、一般の訪問が出来ない状態なので、とても貴重でした。ボルドー2日目にしてようやくブドウ畑を見ることが出来たときには、本当にホッとしました。やっぱりボルドーに来て展示会場だけでは、何とも味気のないものです。

 こちらのシャトーのオーナーは、とても信念のしっかりした人で、自分の由とするワイン造りに対しては本当に努力を惜しまない人です。その反対に商売にはあまり関心がないようで、ボルドーでは一般的なプリムール(先売り)は全くせず、瓶詰めをしても安定する1年後までは全く出荷をしません。そんなわけで、最近になってようやく95年ものが出荷されました。これは、メドックのどのグランクリュよりも遅い出荷です。

 おもしろいのは、最近主流のステンレスの発酵糟の使用から、わざわざ樫の大型発酵糟に最近変えたことです。ここには彼の信念があり、すなわち、発酵糟内部の温度管理のために、ラジエターとしてのステンレスの配管は使用するが、微妙な空気調整と木の与える味わいの調整、そして、緩やかな温度管理のために樫の樽が必要だとのことです。また、澱引きはいっさいせず、フィルターもかけないで18ヶ月間新樽で熟成させる、とのことです。

テイスティングは樽からの98年、そして瓶から84年、89年、95年、96年でした。
年が新しくなるごとに彼の情熱が深まることを感じさせるワインでした。是非こちらで紹介したいものです。

 

さて、見学が終わると、オーナー夫妻からディナーの招待がありました。

フォアグラのテリーヌ
ポイヤック産子羊のロティ キノコ添え
フロマージュ盛り合わせ
シャーベット

というメニューで、合わせるワインは、オーナーの方針で自ら別のシャトーのものを選んできました。

シャトー・ギロー88年
シャトー・プリューレリシーヌ81年
シャトー・ランシュバージュ78年!!!!!!

すばらしい場所ですばらしい食事とすばらしいワインでした。
ちなみに10時過ぎに始まったディナーの全てが終了したのは夜中の2時を過ぎていました....本日も長い1日でした。

 


 Francelogo.gif (3528 バイト) 6月16日に続く