Histoire de DELUC  ドゥリュック・ストーリー

ソムリエナイフのグローバルスタンダード
le tire-bouchon de sommelier par excellence


ティエールの街並 山の斜面です

DELUC本社 可愛い建物です

3代目社長ジャン・ピエール カルテイェー氏 Jean-Pierre Cartailler

ドゥリュック社は、フランス・オーベルニュ地方ティエールの小さな町に1898年に創業され、今日まで100年に渡りソムリエナイフの製造一筋です。

このティエールの町は、中世より刃物の街として栄え、フランス革命の頃は、かのギロチンを造ったりしました。現在でもフランスの刃物の約7割をここで生産しています。

1898年に、刃物職人のJean Cartaillerと貴金属デザイナーのMarie DelucによってDELUC社はソムリエナイフの製造を始めました。それ以来、3代に渡り最高のソムリエナイフを造る思想は着実に受け継がれ、現在に至っています。

彼らの思想は至って謙虚です。
シンプルであること、それぞれの機能が優れていること、最高のバランスを持つこと、そして長く使える耐久性を持つ道具であることです。

例えば、スクリュー

テフロン加工された55mmと長めでやや大きめのスクリューは、数回の熱行程を経て造られ、最高の硬度としなやかさを持ち合わせています。スクリューには深く切れ込みが入って、コルクにしなやかにはいると共にしっかりと保持する役目を果たします。この技術は明らかに世界最高でしょう。

 

例えば、ハンドル

何の変哲もないスタイルをしているようですが、僅かに丸みを帯びたスタイルと、握りの部分を丸く加工する独自の工夫があり、長く使用していても手が痛くなりません

 

 

 

 

 

 

その優れた性能のために、実は世界中の多くのプロのソムリエはこのDELUCソムリエナイフを使用しています。また世界中のほとんどのソムリエナイフがDELUCを見本にして造られているのです。

真のプロフェッショナル・グローバルスタンダード、それがドゥリュックです。

1999年6月11日訪問