ワイナート バックナンバーNo.30〜No.39

美しいビジュアルで食とワインの世界を探究するハイクオリティ・マガジン


ワイナート 7月号

2007年7月号 No.39

¥1,714 (消費税別途)

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ワンランク上のシャンパーニュ選び


もう一度確認しなければならない。
シャンパーニュとは、単なる発泡アルコール飲料ではなく、シャンパーニュというテロワールの産物なのだということを。土地の味わいを鑑賞すべきワインなのだということを。
そうすれば必然的にひとつの答えに行き着く。
偉大なワインを生み出すのは偉大なテロワール、すなわちグラン・クリュである。ならば選ぶべきはグラン・クリュ・シャンパーニュであり、味わうべきはそれぞれの美点である。

■Chapter1 グラン・クリュで選ぶシャンパーニュ
シャンパーニュにも格付けがある。その頂点に位置するグランクリュは、ブルゴーニュやアルザスなどの産地と同じく、下位のワインとは比較にならない高い品質を示し、偉大なテロワールの力を語る。もちろん、選ぶならグラン・クリュ・シャンパーニュだ。

・消滅した格付け/・理解されないグラン・クリュ/・ワンランク上のワイン選び

■Chapter2  シャンパーニュ・グラン・クリュ解説
シャンパーニュAOCを構成する317の村のうち、グラン・クリュの栄誉は17村だけに与えられる。その内訳は、モンターニュ・ド・ランスに9、ヴァレ・ド・ラ・マルヌに2、コート・デ・ブランに6。この17村の基本的な事柄をまず理解することが、偉大なシャンパーニュの理解へとつながる。

■Chapter3  現地取材 13ワイナリー

◆フレネ・ボード/近世フランス最高のワイン、シルリーの名声を今に伝える
◆マイイ・グラン・クリュ/ピノ・ノワールの繊細さと上品さを最大限に発揮する北向きの畑
◆ペユ・シモネ/モンターニュを代表するグランクリュの超越的な気品
◆ラルマン・ドヴィル/固いミネラルと実直な果実味。質実剛健なピノ・ノワール
◆ポール・デテュンヌ/日照に恵まれた南東斜面ならではのリッチなピノ・ノワール
◆ブノワ・ラエ/南向き斜面らしい凝縮した味わいをオーガニックが優しく引き出す
◆ピエルソン・キュヴリエ/ブジーの名声の影にある村、ルーヴォワの知られざる個性
◆ドビ/グラン・クリュの王たるアイの威厳と風格の味わいを求めて
◆ヴァザール・コカール/風通しのよさが涼しげな風味を、なだらかな地形が優しさを生む
◆ボネール/コート・デ・ブラン最高のクリュの柔和にして伸びやかな個性
◆ジャック・セロス/堅牢、豪壮なアヴィーズのミネラリティを突き詰める
◆ミラン/太陽熱を集める円形劇場型の畑の豊かで柔らかいシャルドネ
◆ロベール・モンキュイ/シャンパーニュ中最強となるミネラルと鋭利な酸の魅力


ワイナート 5月号

2007年5月号 No.38

¥1,714 (消費税別途)

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ブドウ品種の基本


■Chapter1 ブドウを知る
ワインとは、テロワールの産物です。すなわち、ワインとは、ある土地の、その土地らしさの表現に他なりません。しかし、土地は、土地だけでは自らを表現できません。そこには、土地と同じように自然の一部である人間が必要です。そして何より、土地の精神に現実の形を与える素材、手段が必要です。この素材が、ブドウ品種です。今回は、ブドウ品種の基本を学ぶことで、私たちのワインの理解を、より深めていきたいと思います。

■Chapter2  産地を知る
ブドウ品種の個性は、土地の個性と一体となり、ワインの性格を基礎づけます。ただ一本のワインを味わうだけでは、いったい何が品種の個性で、何が土地の個性なのかを考えることができず、その一本のワインのメッセージが判別できません。品種の個性を理解するには、品種ごとに複数産地のワインを比較し、土地によって異なる表現の幅を知った上で、そこに浮かび上がる共通点を抽出するという作業が必要となります。ワインを理解するために不可欠となるこの思考方法の習得のためには、様々な土地で個性をしっかりと表現することができる、もともとの素質に優れた国際品種のワインが、手始めとして適しています。

◆Chapter3  栽培・醸造を知る
農業とは自然的な存在である植物を、人間的な有意義な存在へと変容させることです。ブドウの樹も、ただ放置しておくだけでは、私たちが知る形にはなりません。自然的な意味でのブドウの性質を、ワインにとっての個性へと高めるために、品種ごとに適切な栽培方法が編み出されてきました。そしてブドウの個性は、美点を伸ばし欠点を抑えるような醸造方法によって、おいしいワインという形で表現されるのです。つまり、私たちがワインとして味わうブドウ品種の個性とは、人間の長年の努力と、今でも刻々と考え出される創意工夫の集積に他なりません。ここでは、7つの品種ごとの個性に密接に関連する栽培・醸造方法について、とくにフランスに例をとり、基本的な事柄を解説しています。栽培と醸造について考えながらワインを味わうことで、ブドウがワインになるまでの人間的要素の大切さを知ることができるでしょう。


ワイナート 3月号

2007年3月号 No.37

¥1,714 (消費税別途)

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わかる!サンテミリオン格付け


■Chapter1 サンテミリオンの格付けとは
右岸で格付けを持つユニークな産地、サンテミリオン。10年ごとに改訂される格付け制度は、この地のワインに独自の性格を与えてきた。その格付けは、どのように誕生し、どのように発展してきたのか。いかなる功績があり、いかなる問題を提起しているのか。

前史としての1855年の格付け/サンテミリオン1955年の格付け/格付けの変遷/格付けの功罪/格付けの問題点

■Chapter2  プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ 15シャトー
サンテミリオンの栽培面積は約5,500ha、サンテミリオン村を中心とする9つの村と、リブヌル市の一部にまたがり、800軒の生産者を擁する、非常に大きな産地である。サンテミリオンのワインは、石灰質と砂礫質というふたつの基本的土壌タイプに従って分類できる。PGCC15シャトーも同じく、前者に13シャトー、後者に2シャトーが属する。PGCC・Aの地位にあるオーゾンヌとシュヴァルブランは、それぞれのタイプの頂点と言える。
広い産地にもかかわらず、それぞれの土壌タイプの中でもとくに優れた場所にPGCCが集中している。たとえば砂礫質タイプの中でも、とりわけ深い礫質土壌。この礫は、メドック1級シャトーの礫と同じ、ギュンツ氷河期のものだというのが興味深い。偉大なテロワール=高品質=高価という、どの産地でも成り立つ等式は、当然のように、ここでも成り立つ。
サンテミリオンの格付けは、ブルゴーニュのようなテロワールの格付けではないにもかかわらず、結局のところ、PGCCとは偉大なテロワールのワインなのだと言うしかない。

■Chapter3  グラン・クリュ・クラッセ 46シャトー名鑑


ワイナート 9月号

2006年9月号 No.34

¥1,714 (消費税別途)

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ボルドー 極めるガイド


■Chapter1 ボルドー・パーフェクト・ガイド
ボルドー・パーフェクト・ガイド〜第1回「アペラシオンを知る〜左岸の赤ワイン」

これから数回にわたり、ボルドーの各アペラシオン、ブドウ品種とブレンド、ヴィンテージ、歴史と未来、ボルドーにかかわる人びと、といった観点から、ボルドーワインを体系的に学ぶ「ボルドー・パーフェクト・ガイド」を連載します。その第1回目として、左岸の赤ワインのアペラシオンを研究。各アペラシオンの特徴、データ、所在地図を、日本で手に入る手ごろな価格帯の各アペラシオンのワインとともに掲載します。

■Chapter2 61格付けシャトー名鑑
1855年の格付けによるメドック61シャトーの情報を、2003年ヴィンテージのコメント、各シャトーワインのラベル、セカンド、サードワインのラベルとともに総覧します。「おさえておきたいボルドー格付けの基礎知識」コラム付き。

スペシャル・レポート 新世界・再発見!
■Part1 ニュージーランド、進化する生産地
■Part2 チリワイン回帰線〜プレミアム産地の極限に向かう


ワイナート 7月号

2006年7月号 No.33

¥1,714 (消費税別途)

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わかる!イタリアワイン


■Part1 イタリアワインの基本
8大産地宣言
全20州早わかりガイド

■Part2 現地取材
グラン・ヴァンとしてのカンパーニャ
キャンティ・クラシコ 復権への第一章
ワイナート・トラベル「西オーストラリア、ワインの旅
アルザス現地取材「ビオディナミとオーガニックに進む生産者たち」
ワインメーカー鼎談 マダム・ルフレーヴに聞く、自然酵母でのワイン造り
インタビュー「ヴーヴ・クリコ ジャック・ペテルス」
ボージョレとモーゼルワインをバイ・ザ・グラスで楽しむ
プロが提案する、シチュエーションに合わせたフランスワインの選び方
大人の遊び、チョコレートとワイン


ワイナート 5月号

2006年5月号 No.32

¥1,714 (消費税別途)

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ロワール


今さら聞けない、今こそ知りたい
ロワールの63アペラシオンを知る
クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン、サンソニエール他を取材
ロワールワインの美食学
ビストロ料理とワインの組み合わせ新発想
ワインガイド:ロワール、ボルドー、ルーション、ポルトガル他225本
自然派生産者17人に聞くビオの真髄
バイ・ザ・グラスで楽しもう!スペインワインとバル


ワイナート 3月号

2006年3月号 No.31

¥1,714 (消費税別途)

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ワインの基本


「ワインは難しい」と、多くのワイン・ファンが言い、「いえ、ワインは簡単です」と、多くの専門家が解説する。そうやって同じ問答を繰り返しても、やはり「ワインは難しい」という声は続く。なぜなら皆が誤解しているからだ。ワインとは加減乗除のような方法論の集合ではなくまた歴史年表のような暗記すべき事実の総体でもない。ワインとは、私たち自身が真善美について考えるための、これ以上ないほど美味なる契機だ。ワインの基本とは、その美味を前にして、自ら考えようとすることだ。

■第一章 ワインの楽しみ
ワインとワイン趣味/ワインを選ぶ/ワインを鑑賞する/ワインを集める/ワインと料理/レストランにおけるワイン

■第二章 ワインの産地とブドウのの品種
フランスワイン/イタリアワイン/ヨーロッパ諸国のワイン/ニューワールドのワイン/ブドウの品種/国際品種のワイン

■第三章 ブドウの栽培とワインの醸造
畑の仕事/土性と地質/剪定と仕立/畑の格付け/ワインができるまで/国際品種のワイン/ステンレス発酵とオーク発酵/MLF/ピジャージュとルモンタージュ/小樽熟成と大樽熟成


ワイナート 1月号

2006年1月号 No.30

¥1,714 (消費税別途)

発注数

新・シャンパーニュ


■Part1 グラン・メゾンのスタイル
ルイ・ロデレール/アンリオ/ ランソン/ デュヴァル・ルロワ/ アヤラ/ シャルル・エドシック/ ドーツ/ ビルカール・サルモン/ ローラン・ペリエ/ ペリエ・ジュエ/ テタンジェ/ ボランジェ

■Part2 注目ビオの実力〜オーガニック栽培の生産者を訪ねて
現地取材ワイナリー ベルトラン・ゴーテロ/ラルマンディエ・ベルニエ/フルーリー/アグラパール/オリヴィエ・コラン/ブノワ・ライエ/イヴ・エ・ティエリー・ラファン/ジャン・エ・ヴァンサン・ブリアール/ジョルジュ・ラヴァル/フランク・パスカル/ティエリー・ド・マルヌ

■シャンパーニュ関連企画
綴じ込み付録「グラン・メゾン・シャンパーニュ・カタログ」
上質な食空間で愉しむプレステージ・シャンパーニュ」ポメリー・キュヴェ・ルイーズ×ベージュ東京、シャンパーニュ・サロン×レ・クレアシオン・ド・ナリサワ
シャンパーニュという芸術表現」クリュッグ
「シャンパーニュの澱引き時期と熟成の関係」ヴーヴ・クリコ
ノン・ヴィンテージで好みのシャンパーニュを知る講座〜24種のノン・ヴィンテージのシャンパーニュを4つのタイプに味わい分類。料理との相性なども指南。


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