静かなブームを呼ぶジュラの個性的地元品種サヴァニャン。マルヌ・グリーズやブルーと呼ばれるグレーで青みがかった泥灰岩土壌が特徴的。
　ブルゴーニュのボーヌから東へ100kmほど行くとジュラになります。
　オーク樽熟成で常に隙間無く補填作業ウィヤージュをしているために、サヴァンヤン本来のフルーティーなスタイルが特徴的。
冷涼感と土着的な味わいが織りなす他にはない個性があります。
　クリーム煮のキノコなどと合わせてみるのもとてもおしゃれです。チーズはぜひジュラ特産のモン・ドールやコンテ・チーズを。
フランスとスイスの国境に近い山岳地帯がジュラ地方。　素晴らしいチーズの名産地でもありますが、ジュラ地方は、他のどこよりも個性的な、独特のワインを生み出す名産地です。
　生産者リジエは、ボーヌの醸造学校を卒業後、地元の名人ティソの下で修行しました。
ブルゴーニュの1年樽を使用して18ヶ月熟成させています。

フランスの秘境、スイスの国境に近い標高400Mの高原地帯がジュラ地方。
　現地でも味わうことが難しいジュラ地方独特の製法による特殊な神秘的ワイン。ヴァン・ド・パイユと呼ばれる特別なもの。
　パイユとは藁のことで、最低6週間藁干しにすることにより水分が蒸発して干しブドウ状態になったものを発酵熟成させるもの。
このワインに名付けられた「Onctueuxオンクトー」とは、コクのある、とかクリーミーといったニュアンスの言葉です。
プルサール50%、シャルドネ40%、サヴァニャン10%のブレンド。平均樹齢35年。収量は20hl/ha遅摘みぶどうを6週間藁の上で乾燥させてから圧搾し、ステンレスタンクで発酵後、228リットルの樽で20ヶ月間熟成させた甘口デザートワインです。
法律的には18ヶ月は木樽熟成が必要で、圧搾から3年間は販売できないという厳しい規則があり、ハーフボトル(ポと呼ばれる)に入れられます。
　とろけるような甘い味わいは、フォアグラやデザートと共に楽しめます。